高等学校版 防災ノート
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交通被害4火山19被害の程度(降雨等の状況により異なる)(死傷者が発生する可能性のある地域に約13,600人が居住)約280〜700戸道路延長約3,700km〜14,600km(東京、神奈川、千葉、茨城、静岡)最大で線路延長約1,800km(東京、神奈川、千葉、静岡等)羽田、成田など6空港1日あたり515便約219,000人に影響稲作被害 約183,000ha畑作被害 約64,000ha森林の壊滅的被害 約700㎢等東京、神奈川、千葉、静岡等で影響東京、神奈川、千葉、茨城、静岡で影響富士山噴火で火山灰・首都圏で起こること(NHK)4分30秒富士山の火山防災対策(内閣府防災)項目人的被害噴石等の直撃による死傷者の発生等建物被害木造家屋の全壊道路降灰による通行不能鉄道航空農林業被害観光業その他の産業交通障害、停電等による産業活動の停滞(内閣府「富士山ハザードマップ検討委員会報告書」より)想定される被害車輪やレールの導電不良による障害や踏み切り障害等による輸送の混乱大気中の火山灰により運航不能降灰による商品価値の喪失降灰付着による樹木の枯死牧草地の枯死等降灰による観光需要の減少富士山は活火山宝永噴火の降灰分布図富士山が噴火した場合の被害想定知る動画をみるもっと詳しく 1 災害の特徴から考えよう富士山が宝永噴火[宝永4(1707)年]の時のように噴火した場合、関東地方の広範囲に火山灰が降り、東京には数cmから10cmほど降り積もると予想されています。火山灰の影響は、交通機関、ライフライン、農林水産業のみならず、健康被害も考えられます。(内閣府「第5回中央防災会議」資料より)富士山の噴火による被害想定

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