防災ノート_311を忘れない_小学校
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害がいはいつ起こるか分かりません。だからこそ、学校でも、家庭でも、いざという◀それぞれの理由を考えてみましょう。たいせつがっこうか ていおお じ しんはっせいくんれんつなみなんどさんりく ち ほうにほんだいしんさいはつせいひがしおしまわさん かそなちほうはやひとびとおもへいせいぜんにんやくまもたかところおわひみみろちいひてみかしにしにそなものおきたいせつじ ぶんまわだいいっ ぽまもじしんはっせい じねんせいねんせいおくじょうねんせいまもしょういっはしことばつなみいみつなみおしいのちすくおしり ゆう ひ なんくんれんたいせつかんががっこうせい り せいえどがわくりつひなんくんれんきゅうせいねんせいひなんおしひとり ひとりくるつなみはやが っこ うがっこうそなたいせつじ ぶんともたちひがしにほんがっこうよそうじぶんいのちつなみたかだいことばにちいわ て けんねんがつがくせいぜんいんしょうちゅうせんじんかて い28避難訓練の大切さ 災さいときのために、備えておくことが大切です。避難路となる廊下や階段に物を置かない。靴のかかとを踏まない。机の回りを散らかさない。防災トピック「津波てんでんこ」 ~津波のこわさを知るからこその教え 何度も津波に襲われた三陸地方には「津波てんでんこ」という言葉があります。 「てんでんこ」とは、「てんでんばらばらに」という意味。「津波がきたら、一人一人がてんでんばらばらになって、早く高台に逃げろ。」という教えです。津波に苦しめられてきた三陸地方の人々の思いがこめられた言葉です。 東日本大震災が発生した平成23(2011)年3月11日、岩手県釜石市では、「津波てんじでんこ」の教えを守り、約3千人の小・中学生全員が避難できました。「とにかく早く、自ぶん分の判断で、できるだけ高い所へ逃げる」という先人の教えが、みんなの命を救ったのです。58常にポケットに入れておく。 大地震が発生したら、あわてずに避難することが大切です。そのためには、学校の避難訓練に真剣に参加することが大切です。 また、いざというときに備えて、日ごろから、自分の身の回りを整理整とんし、掃除をしっかりしておくことが、自分と友達の身を守るための第一歩となります。 東日本大震災を踏まえ、江戸川区立船ぼりしょう堀小学校では、大地震発生時の津波の被害を予想し、6年生が1年生の手を引き、校舎の屋上まで逃げるという避難訓練を実施しています。 自分の身はもちろん、下級生の子供たちの命を守るために、6年生は、1年生を気遣いながら、一生懸命走って避難します。そなそなそなそな学校での備え備えて備えて備えて備えて学校での備え、家庭での備え

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